川越で最も賑わうショッピングストリート、クレアモール。お買い物客や学生たちで行き交う賑やかな通りを歩き、とあるビルの5階へ。エレベーターの扉が開くと、そこにはこれまでの喧騒が嘘のように、穏やかで温かい空間が広がっています。
名前は「ビストロ プティ ソレイユ」。
ここは、街のど真ん中にあることを忘れてしまうような、隠れ家ビストロ。一皿ひと皿にシェフの丁寧な手仕事が光る本格的なフレンチが、アミューズからデザートまで、なんと4,800円からのコースで気軽に楽しめるお店です。今回は、おすすめのメニューたちをぎゅっと詰め込んだ、至福の「ソレイユコース」を詳しくレポートします。
肩の力を抜いて、五感で楽しむビストロ空間

「プティ ソレイユ(ちいさな太陽)」という名前の通り、店内はまるでやわらかな木漏れ日の中にいるような、温もりあふれる空間です。
フレンチと聞くと少し緊張してしまうかもしれませんが、ここはとってもカジュアル。おひとりさまで自分へのご褒美ランチを楽しむのも、大切な人との記念日やデートでゆったり語らうのにもぴったりな、優しい雰囲気に満ちています。テーブルに運ばれてくるお料理の美しい佇まいに、胸がときめく瞬間が何度も訪れます。
美味しさと美しさに胸が高鳴る、お任せコース
今回いただいたのは、アミューズ・前菜2種、メイン、そしてデザートまで贅沢に堪能できる「ソレイユコース」。その中でも、私のイチオシを厳選してご紹介します。

白身魚のエスカベッシュ

コースの始まりを飾る記念すべきアミューズは、さっぱりとした酸味が心地よく、食欲を優しくそそる「白身魚のエスカベッシュ」。上品な酸味と魚の旨みが胃をすっきりと開いてくれて、これからのコースへのワクワク感が一気に高まります。
小野農園季節野菜のエスプーマ

続いて運ばれてくる冷前菜には、まるでアートのような美しい一皿。 ふわっと軽い泡(エスプーマ)の上には、地元の小野農園さんで採れた季節野菜が!スプーンですくって口に運べば、優しくて繊細な味わいがお口いっぱいに広がり、これからのコースへの期待感が一気に高まります。
合鴨肉のコンフィーを添えたフラン

続いて登場したのは、なめらかな洋風茶碗蒸し「フラン」に、じっくりと火を入れ旨みを凝縮させた合鴨肉のコンフィーを添えた前菜。 フランのやさしいコクと、とろけるような新玉ねぎのポタージュが重なり合い、そこに鴨肉の塩気が絶妙なアクセントを加えます。お互いの美味しさを引き立て合う、素晴らしい組み合わせに思わずうっとりしてしまいました。
秩父産ジビエ鹿肉のロースト

そして、この日のメインを飾ったのは、秩父産のジビエ。 しっとりと完璧な火入れが施された鹿肉は、ナイフがすっと入るほど驚くほどやわらか。ジビエ特有のクセは一切なく、噛むほどに赤身肉の上品な旨みが溢れ出します。深みのあるソースとの相性も抜群で、まさにコースの主役にふさわしい、堂々とした存在感でした。
牛蒡のガトーテリーヌ

お食事の余韻に浸りながらいただくデザートには、素敵な驚きが待っていました。 見た目は濃厚で美しいガトーショコラ。ですが、一口食べると、チョコレートの豊かなコクの奥から、牛蒡(ごぼう)の香ばしい風味がふわっと鼻に抜けていきます。一見意外な組み合わせですが、驚くほど自然に調和していて、最後の一口まで驚きと発見をくれる素晴らしいデザートでした。
日常にときめきを添える、本川越のちいさな太陽
「プティ ソレイユ」でのひとときは、お腹を満たすだけでなく、その美しい盛り付けや豊かな香りの演出に、心までじんわりと満たされるような感覚があります。
これだけ手間ひまかけた本格フレンチを、4,800円からというカジュアルな価格で楽しめるなんて、本当に秘密にしておきたいほど贅沢なことです。
お買い物の合間にふらりと立ち寄るのもよし、大切な日の夜に極上の一皿を囲むのもよし。次の川越ランチやディナーは、ぜひこの優しい太陽が照らすお店で、心ときめく時間を過ごしてみてくださいね。
Information
ビストロ プティ ソレイユ
- 所在地: 埼玉県川越市新富町2-4-2
- アクセス: 西武新宿線「本川越駅」より徒歩3分 / JR・東武東上線「川越駅」より徒歩8分
- 営業時間:
- [ランチ]11:30 – 15:00
- [ディナー]17:00 – 22:00
- 定休日: 月曜日(+不定休あり)
- 備考: 駐車場なし / 店内禁煙(店舗入口に灰皿あり)

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